擁壁診断・擁壁診断士
擁壁診断とは
国土交通省のマニュアル・チェックシート等や(一社)日本擁壁保証協会の規定に則り、対象の擁壁について調査を行い、診断後は安全性の確認や危険予測箇所の指摘をまとめた「診断報告書」を発行します。また、必要に応じて危険個所や危険予測による補修・補強の計画を提案します。
擁壁診断は、(一社)日本擁壁保証協会が認定登録した擁壁の専門家「擁壁診断士」によって診断を行います。
擁壁診断の実施項目
(1)計測
- 面積
- 勾配
- 天端レベル

(2)目視点検
- 目地確認
- 天端幅
- 奥行
- クラック
- ハラミ
- ズレ
- 水抜き穴
- 水の染み出し
- 擁壁表面
- チェックリスト

(3)専門診断
- 地盤調査
- 擁壁裏込め調査
- 打音調査
- コンクリート強度調査
- 鉄筋調査

擁壁診断の事例
擁壁診断士とは
擁壁保証を発行には欠かせない、現地に出向き擁壁診断を行う擁壁のプロ集団です。
(一社)日本擁壁保証協会では擁壁診断士を育成する制度を設けております。
主催の擁壁診断講習を受講し合格した際には「擁壁診断士」の資格証を交付。その後、現場研修と座学の研修を定期的に行い診断士の育成を行います。

登録育成研修の内容
(1)講義
座学にて擁壁診断士に必要な基礎知識を習得していだきます。
【主な内容】
・擁壁の構造について
・擁壁の変異
・周辺観察
・保証と補修
・自然災害と地盤 など
(2)資格試験
講義に内容を習得しているか、資格試験にて確認を行います。
(3)実務研修
実際の現地にて擁壁診断の実地研修と、診断後の報告書作成の仕方などの研修を行い診断士の実務を習得していただきます。
(4)診断士登録
①から③を受講後、擁壁診断士の登録を行い、擁壁診断士の資格証を交付いたします
(5)更新研修
3年毎に更新研修を受講いただきます。
※診断士の登録には登録費用がかかります。



現在、新規の擁壁診断士は募集しておりません。

- 面積
- 勾配
- 天端レベル
(1)計測

- 目地確認
- 天端幅
- 奥行
- クラック
- ハラミ
- ズレ
- 水抜き穴
- 水の染み出し
- 擁壁表面
- チェックリスト
(2)目視点検

- 地盤調査
- 擁壁裏込め調査
- 打音調査
- コンクリート強度調査
- 鉄筋調査
(3)専門診断